2号機の高濃度汚染水
東京電力は19日午前10時過ぎ、福島第一原子力発電所内で見つかった高濃度の放射性物質を含む汚染水を、敷地内にある集中廃棄物処理施設へ移送する作業を開始した。
同原発では先月下旬に1~3号機のタービン建屋内外で高濃度汚染水が見つかり、原子炉の安定冷却に向けた作業が滞っていた。高濃度汚染水を回収できれば、作業員が各施設内に入ることが容易になり、冷却系の復旧に向け一歩前進する。
集中廃棄物処理施設の地下に入る汚染水の容量は約3万トン。1~3号機周辺にたまっている汚染水の合計は推定約6万7000トンあるため、東電は同日、まず2号機タービン建屋の作業用トンネル(トレンチ)にたまっている極めて高濃度の汚染水約1万トンの移送を始めた。約1万トンの移送終了は5月14日頃の見込みだ
